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【2026年8月7日】外国人材ニュースまとめ|熊本で震度7「令和8年熊本地震」— 外国人が地震から命を守るために。母国語で情報を得る方法・171の使い方・避難のきほん

2026年7月28日16時27分ごろ、熊本県を震源とする大きな地震(マグニチュード7.1・暫定値、震源の深さ約16km)が発生し、宇城市(うきし)と氷川町(ひかわちょう)で最大震度7を観測しました。気象庁は「令和8年熊本地震」と名づけています。その後も地震活動は活発で、気象庁によると8月6日午前7時までに震度1以上の地震が547回発生。8月4日から1週間程度は、最大震度5強程度以上の地震に引き続き注意が呼びかけられています。被災地では断水などが続き、復旧作業が進められています。

この記事は、日本で働き・暮らす外国人本人に向けて、地震のときに命を守り、母国語で正しい情報を得るための基本をまとめたものです。熊本で被災された方も、他の地域にお住まいの方も、いざというときのために読んでおいてください。

1.【揺れているとき】まず「頭」と「命」を守る

大きな揺れを感じたら、あわてて外に飛び出さないでください。外はガラスや看板が落ちてきて危険です。まずは丈夫な机やテーブルの下に入り、頭を守って、揺れが収まるのを待ちます。机がなければ、カバンやクッションで頭を守り、家具や窓ガラスから離れます。火を使っていたら無理に消しに行かず、まず自分の身を守ります(今のコンロは揺れで自動的に止まる機能があります)。

2.【揺れが収まったら】火・出口・足元

揺れが収まったら、ガスの火を止め、電気のブレーカーを確認します。ドアや窓を開けて逃げ道(出口)を確保してください。床には割れたガラスが散らばっていることが多いので、必ず靴やスリッパを履いて歩きます。海や川の近くにいる場合は、津波のおそれがあるためすぐに高い場所(高台や3階以上の建物)へ避難してください。

3.【正しい情報を「母国語」で得る】デマに注意

災害のときは、SNSなどでまちがった情報(デマ)が広がりやすくなります。次の公的な情報源を使い、母国語ややさしい日本語で確認しましょう。

  • NHK WORLD-JAPAN(アプリ):地震・津波などの災害情報を多言語で発信。津波警報のときは多言語で放送されます。
  • Safety tips(アプリ):観光庁監修の、外国人向けプッシュ型・多言語災害情報アプリ。緊急地震速報や避難情報などをスマホに通知します。
  • 気象庁ウェブサイトの多言語ページ:地震・津波・気象の警報を多言語で確認できます。
  • お住まいの市区町村・国際交流協会:避難所や給水所、生活支援の情報を多言語・やさしい日本語で出しています。

4.【連絡】家族・国の家族と安否を伝える「171」

大きな災害のときは電話がつながりにくくなります。そんなときは災害用伝言ダイヤル「171」が使えます。使い方はかんたんです。

  • 録音(メッセージを残す):「171」に電話 → ガイダンスで「1」→ 自分(または被災地)の電話番号を入れる → メッセージを話す。
  • 再生(メッセージを聞く):「171」に電話 → 「2」→ 相手の電話番号を入れる → メッセージを聞く。

インターネットで使える「web171(災害用伝言板)」もあります。海外にいる家族には、SNSやメッセージアプリで「無事です(I’m safe)」と早めに伝えると安心してもらえます。

5.【在留カード・大事なもの】避難のときに持ち出す

避難するときは、在留カード・パスポート・健康保険証・お金(現金)・薬・スマホと充電器を持ち出せるよう、一つの袋にまとめておきましょう。在留カードやパスポートは、写真を撮ってスマホやクラウドに保存しておくと、なくしたときにも役立ちます。

なお、被災して在留期間の更新などの手続きが期限までにできない場合があります。過去の大きな災害では、被災した外国人に対して手続きの期限を延ばすなどの柔軟な対応がとられたことがあります。手続きが難しいと感じたら、一人で判断せず、出入国在留管理庁やFRESC(外国人在留支援センター)に相談してください(後述)。

6.【ふだんの備え】全国どこでも今日からできること

地震はいつ・どこで起きるか分かりません。次のことを今日から始めましょう。

  • 水と食べ物を最低3日分(できれば1週間分)備える。断水に備え、ふだんから飲み水を少し多めに。
  • 非常持ち出し袋を玄関の近くに。中身:水・食料・懐中電灯・モバイルバッテリー・救急用品・在留カードのコピー・少しの現金。
  • 家具を固定する(倒れると出口をふさぎ、ケガの原因に)。寝る場所の近くに背の高い家具を置かない。
  • ハザードマップと避難場所を、市区町村のサイトで確認し、家族・同僚と共有する。

7.【相談】困ったら多言語・無料の窓口へ

生活・在留手続き・仕事のことで困ったら、FRESC(フレスク)ヘルプデスクに相談できます。電話は0570-011000、受付は平日午前9時〜午後5時。やさしい日本語・英語・中国語・韓国語・フィリピノ語・ポルトガル語・ベトナム語・ネパール語・スペイン語・インドネシア語・タイ語(11言語)に対応しています。お住まいの市区町村の外国人相談窓口も、避難や生活の相談にのってくれます。

受入企業・監理支援機関の方へ

被災地域で技能実習生・特定技能外国人を受け入れている場合は、まず本人の安否確認を最優先に行ってください。あわせて、母国語での正確な情報提供、避難所・給水・食料の手配、母国の家族への連絡支援、そして在留手続きが期限内にできない場合の入管への相談を支援することが大切です。ふだんから、寮や職場に多言語の避難マップと連絡手段(171の使い方など)を掲示しておくと、いざというときに命を守ることにつながります。


やさしい日本語のまとめ

2026年7月28日、くまもとで とても 大きい じしんが ありました。マグニチュード7.1いちばん つよい ゆれは「しんど7」(うきし・ひかわちょう)でした。いまも よしん(あとから くる じしん)が つづいています。8月4日から 1しゅうかんは、つよい じしんに ちゅういしてください。

  • ゆれたら:そとに はしって でない。つくえの したに はいって、あたまを まもる
  • ゆれが おわったら:ひを けす。ドアを あける(でぐちを つくる)。くつを はく(ガラスが あぶない)。うみ・かわの ちかくは たかい ところへ にげる(つなみ)
  • じょうほうは ただしいものを:アプリ「NHK WORLD-JAPAN」「Safety tips」。うそ(デマ)に きをつける。
  • かぞくに れんらく:でんわが つながらないとき → 「171」。「171」→「1」→ でんわばんごう → メッセージを はなす。きくときは「171」→「2」。
  • にげるとき もっていくものざいりゅうカード・パスポート・くすり・おかね・スマホ。しゃしんを とって ほぞんしておくと あんしん。
  • こまったらFRESC(フレスク) 0570-011000(へいじつ 9じ〜17じ、11の ことば)。

だいじな ことば:「よしん」= 大きい じしんの あとに くる じしん。 「つなみ」= うみの みずが 大きく おしよせること。うみ・かわの ちかくは すぐ たかいところへ。 「171」= さいがいの とき、こえの メッセージを のこせる でんわ。


出典(公式・一次情報)

  • 気象庁「令和8年熊本地震 ポータルサイト」 https://www.jma.go.jp/jma/menu/20260728_kumamoto_jishin.html
  • 気象庁「令和8年(2026年)7月28日 熊本県熊本地方の地震 概要」 https://www.jma.go.jp/jma/menu/202607281627_jishingaiyou.pdf
  • 内閣府 防災情報「外国人のための減災のポイント(やさしい日本語・多言語)」 https://www.bousai.go.jp/kyoiku/gensai/index.html
  • NTT東日本「災害用伝言ダイヤル(171)ご利用方法」 https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171s/goriyou.html
  • 観光庁 監修 多言語災害情報アプリ「Safety tips」 https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/810002937.pdf
  • 出入国在留管理庁「外国人在留支援センター(FRESC)相談窓口」 https://www.moj.go.jp/isa/support/fresc/fresc_2.html

※余震・断水・避難所などの状況は刻々と変わります。最新情報は気象庁・お住まいの市区町村の公式発表を必ずご確認ください。